Amtrack San Joaquins

最初の列車は、ロスアンゼルス〜サンフランシスコ間です。
今回の列車は”山側”(右側の縦の赤い線)を走ります。
この辺の列車はアムトラックカリフォルニアというブランドネームで、
列車の仕様や塗装などといった部分で大きな違いがあります。
 ロスアンゼルスには直接この列車は乗り入れません。ユニオンステーション(メトロレッドラインの終着駅)から連絡バスにて途中ベーカーズフィールドまで向かいます。だいたい二時間ほどかかります。連絡バスはこの専用塗装の他、一般の高速バスを貸し切ったものが主流です。

 しばらく(2時間ほど)ハイウェイをひたすら走ります。高速バスの車内は日本とほとんど変わらない規格で、少々大柄なアメリカ人には窮屈な様子です。

 列車は二階建てですが、出入り口が両開き扉でふたつあったりとスーパーライナーとは違った短距離列車(といっても結構な距離ですが)らしいものです。車内には自転車を持ち込んだりすることも可能で、専用ラックも数台分用意されています。塗装もアムトラックの普通の塗装ではなくカリフォルニア独自のものです。
 こちらは機関車。四両編成を平坦線のため一両で牽引します。この機関車(F40型)は、かつては主力でしたが、現在はローカル線(短距離線)で使われるのが主のようです(2002年現在では、すでにほとんどが退役してしまったようです)。
 カリフォルニア郊外の風景。広大な風景と、ゆったりとした町作りがいかにもアメリカらしいです。
 典型的な無人の郊外の駅。見送りや出迎えなど、駅の風景はどこの国も変わらないものです。
 カリフォルニアの郊外にはこういった花畑なども多く点在します。カリフォルニアらしい青い空と強い日差しがおわかりいただけますか?

 こちらも郊外の駅。南欧風の駅舎が、いかにもカリフォルニアらしいですね。

 こちらもカリフォルニアの郊外の風景。ひろい畑がどこまでも続きます。

 日本ではあまり見かけなくなった、このような信号電柱もアメリカではまだまだあります。

 サンフランシスコに近い工業都市、マルチネス。異様に石油臭い街です。このマルチネスの裏の山を越えるとサンフランシスコの近郊地帯に入ります。
 アメリカの物流を支える、大陸横断貨物列車です。

 

 こちらは座席。この列車に充当されているのは近距離用の車輌なので、長距離用の車輌に比べると、幾分質素ですがそれでも十分ゆったりできます。

 

 コネクションバスに乗り換えたら、さあいよいよサンフランシスコのダウンタウンです!



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