San Francisco

西海岸でもアメリカ内外問わず人気の都市の一つがこのサンフランシスコです。
有名な話ですが、中心街自体が比較的小さく、また坂の多い場所でもあります。
七月の初めに行きましたが、朝夕は長袖が必要なぐらい肌寒い場所です。

あまりにも有名なサンフランシスコのケーブルカーです。いまでは市内交通としては少々割高で、もっぱら観光客の乗り物として動いています。車両自体は比較的きれいに維持されているようです。

サンフランシスコ版ベイサイドマリーナ(?)のピア39です。雰囲気は日本のお台場のような場所で、にぎやかな場所です。この日はあいにく午前中に名物の霧がでてしまい、ごらんのような様子ですが、昼過ぎには高緯度地域特有の強い日差しが差し込んできます。
ピア39はこういった雰囲気の屋台も数多く並んでいます。奥にはヨットがたくさん並んでいます。こういったヨットハーバーが整備されているところも、サンフランシスコが全米有数の「住みたい町」ランキングで常勝しているゆえんでしょうか。なにはともあれ、休日を優雅に過ごすにはいい場所でしょう。

中央の銀色の像は実は人というパフォーマンス。こういったパフォーマーがあちこちにいるのも、アメリカらしい風景の一つといえるでしょう。

サンフランシスコにはストリートカーといういわゆる路面電車(PPCカーがほとんど)が保存されています。全米より集められた古いストリートカーが各都市のカラーリングもそのままに走っています。PPCカーは1950年代に製造された軽量モノコックボディ構造を採用した車両を総称して呼び、卵のような曲線を随所に取り入れることで、薄い鋼板でも車体の強度を保つことができます。どのストリートカーも美しく整備されており、オールドキャデラックも似合いそうな雰囲気ではありませんか?

こちらも有名な観光地の一つ、チャイナタウンです。

ゴールデンゲートブリッジ付近よりサンフランシスコダウンタウン方向を望む。かなり起伏の激しい地形であることがわかります?日本の地形で見慣れているとあまり奇異に感じないかもしれませんが・・・。
霧のゴールデンゲートブリッジ。午前中は霧が発生しやすく、薄曇りのような状態です。両脇はかつて陸軍の要塞だったところで、小さな兵器博物館になっております。またこの近くにはかつての陸軍演習場や、墓地などが美しく整備されています。アメリカの架橋技術絶頂期のものだけあって、非常に美しい作品になっています。
ネイビーピア付近よりゴールデンゲートブリッジ方向。昼を過ぎると、このように青空と高緯度特有の強い日差しが現れます。写真では当然わかりませんが、日本で五月初旬のような刺すような日差しがここにはあります。
ケーブルカーにぶら下がっての状態。すれ違いや自動車はかなりすれすれです。坂自体もかなり急斜面で、ケーブルカーがないとたしかにやってられません。ケーブルカーの運転手は、ブレーキと下を走るケーブルをグリップするためのレバーを使って、ケーブルカーを走らせています。陽気な人、きまじめそうな人、いろいろな顔の運転手がいるものです。乗客は運賃がちょっと高いこともあるのか、もっぱら観光客ばかりのようです。
ケーブルカーの乗降風景。停留所以外で、信号待ちの間などに乗り降りしてもあまり文句は言われません。ドライバーにもよるようですが。
こちらもケーブルカーの風景。

サンフランシスコも、市内までは鉄道は乗り入れず、このフェリービルから連絡バスで鉄道駅まで接続します。



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