フィリピン空軍博物館

 2013年6月現在、緊張地帯に有りながら戦闘機を一機も保有しないフィリピン空軍、その歴史をたどっている空軍博物館です。もっとも戦闘機は以前は保有していましたが、予算不足とミンダナオなどの武装ゲリラとの交戦を重視して維持出来なくなったというのが実情だそうですが。ちなみにこの博物館、相当マイナーらしくタクシーの運転手も殆ど知らない様ですので、行く場合は地図をお忘れ無く。またどうも人によっては20ペソの入館料を誰か(博物館関係者の小遣い?)に取られているらしいとの事(私は特に取られませんでしたが)。

有名なP51、フィリピンでは武装ゲリラ争闘に活躍とか

形式名を失念しました・・・

国産?のT620練習機、一応ここの看板娘らしいです。

直線翼、単発ジェットとイマイチ狙いが判らないんですが・・・

遠心式ジェットエンジンのカットモデルです。

こちらは一般的な軸流式ジェットエンジンです。

お辞儀をした状態の対空ロケットランチャ・・・

旧日本軍の火器類も。このほかにも火器は多めです。

第二次大戦の砲弾類、一応詳しい考証は付いているようです。

空軍博物館なのに何故か野戦の展示まで・・・

旧日本軍兵、小野田さん関係の展示です。

プラモやら絵やらはやたらと飾られています。

屋外は意外と狭いのですが、それでもなんとか詰め込んで展示です。

DC3輸送機、戦後供与された第一世代でしょうか

YS11、休憩所代わりにもされていたようです。

こちらも供与機と思われるHU−16アルバトロス飛行艇。

おなじみのUH−1、キャビンの小さい初期型のようです。

全天候戦闘機F86D、極短期間に運用されていたらしいです。

日本でもおなじみのF86、展示の仕方がすさまじいような・・・

こちらも日本でおなじみのT33です。

アメリカ海軍の中古機のF8

日本では馴染みが薄いものの西側の傑作機の一つ、F5

S−61ヘリコプター、シーキングの縮小単発型です。

S−55ヘリコプター、日本でも怪獣映画でおなじみです。

2011.12.3撮影