伊豆のなつ号と東横線近況

　廃車予定の８０００系のカラーリングを変更した伊豆ＰＲトレイン「伊豆のなつ」号が東横線を走りました。東急と伊豆急との間には創立より深い繋がりがあり、一時期は納車前の７０００系が伊豆急に短期リースされたりしており、今回も廃車の８０００系を改修の上伊豆急に譲渡しております。今回のカラーリングはその譲渡車輌に倣ったものとなっており、また車内には伊豆のＰＲ広告が貼られるなどしました。また運行には伊豆急よりの出向社員の方があたったそうです。ちなみに８００７Ｆは伊豆急に譲渡されることはなく、「どこか」に行くそうです。

　もう一つのスペシャルカラー編成としては、２００４年に奇跡の復活を遂げた８０００系８０３９Ｆの正面赤帯が撤去され、さらには字幕式行き先表示に復元されました。昔懐かしいオールステンレスカーらしいギラギラ風味を楽しむことが出来ます。ちなみに、字幕の方は桜木町以降の新フォーマットの物ですが、折角ですので松任谷由実の「あの日に帰りたい」でも聞きながら思い出にふけってみるのも・・・（笑）

　ほかにもフジテレビのＰＲトレインとして機関車トーマスのラッピングをした９０００系も運用にはいるなど、２００５年の東横線は熱いです。

菊名駅に到着した「伊豆のなつ」号、臨時急行として運行されました。

左上の特製札がなかなかいい感じです。

菊名駅を後にする「伊豆のなつ」号。

日吉駅に到着、急行板もいつのまにか追加されました。

最終日はヘッドマークの山盛り、何でもつけるのもねえ・・・

８０００系初期車のユニークな網棚受け、すごく大柄です。

窓には一両一カ所にこの様な特製サボ（？）も貼られました。

車内はマニアにも一般客にも訴求する（？）内容が・・・。

菊名駅での追い抜きは、日比谷直通の関連で変則的な番線使用です。

歌舞伎車同士の追い抜きももうすぐ見納めかも・・・

こちらは乗入運用に入る営団０３系、菊名止まりなのは相変わらず。

東横線の主的存在の９０００系、最近にスカートが装備されました。

こちらは５ドア車の０３系、両端の２両ずつだけ５ドアです。

赤帯なしの８０００系、久々の正調東急ステンレスカーです。

５０００系とほぼ同仕様のＹ５００系、すっかり馴染みました。

急速に数を増やしている５０５０系、５０００系より僅かに幅広です。

 ５０５０系に追われる歌舞伎車、最後の奮闘がまだしばらく続きます。

 トーマスのミュージカルの貸し切り広告車です。

 南北線の主力車、東京メトロ９０００系です。他社とは共通仕様です。

埼玉高速２０００系、銀座線にも似た大人しめの顔つきです。

目黒線のもう一つの乗入相手、三田線は６３００系が主力です。

東急側の目黒線用車、東急３０００系、昼寝運用が比較的多め。