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保線車両についてもいくつか。 まず可変車軸の軌陸車ですが、なんと一台約3000万、6台を現有するそうです。油圧モーターで車輪を駆動する方式を採用しているのは、主にゴムタイヤ駆動の場合、摩耗が激しいからだそうです。ちなみにJRの軌陸車の場合は、車軸駆動でないとダメだという話も伺いました。軌陸車については、実際に軌間可変の様子も動かしていただいたり(なかなかスムーズですよ)、中に乗せていただいたり、ターンテーブルを回していただいたり、それは夢のような時間を過ごさせていただきました。 次いでウニモグですが、かなりの引き出し能力を持つそうで、ブレーキについては背面に搭載したコンプレッサーとエアタンクで10両分程度ならまかなえるそうです。通常はナンバーなしで構内専用として使いますが、整備時などに希に借りナンバーを取って一般公道も走るそうです。是非見たいなあ。使い勝手の方はどうもイマイチだそうで、シートが前向きに固定されている為バックでの押し込みなどがしづらいそうです。現業の方曰く、やはりDE10のような回転シートが入換機としては一番使いやすいそうです(どうもウニモグ以前にそういった車両があったらしいのですが、不勉強であまりつっこむ事が出来ませんでした)。ちなみにメーカーのベンツはこの手の特許を相当保有しているそうで、なかなか他のメーカーが手を出さないのもこの辺りにあるとか・・・。 新型モーターカーについてもいくつか新しい情報を頂きましたが、それは次回保線車両についてまとめたときにしっかり取り上げさせていただきます。 最後に貴重な時間におつきあいいただいた現業の皆様、ありがとうございました。 ちなみに5000系の八王子側ですが、子供向けの制服と組み合わせて記念撮影用としてこちらも大活躍でした。余り本来のお客様の邪魔をしたくなかったので、八王子側の顔についてはちゃんとした撮影を見送りました。幕は各駅停車八王子だったようです。将来、この記念撮影組から京王線の運転手が生まれるとおもしろいですね。 2004.11.14 若葉台にて |
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