上野駅に集う東北・常磐線

 歌謡曲などにも頻繁に詠われるほどの旅情をかき立てる上野駅、近年は東京や新宿といったターミナルにお株を奪われがちですが、

終端ホームや天井の高い駅構内コンコースなどの独特の雰囲気を持った駅です。

ここ数年間で、常磐線名物の爆走103系15連はE231系へ(2004年春には置換完了予定)、

また老兵415系もE231交直流版(501系はそのまま少数派に留まりそうです)に置き換えが開始されるようです。

 黄昏の上野駅を後にする、415系1500番台車です。

 ホームライナーに活躍する、185系200番台車。

415系のトップナンバー、踏切事故対策で顔が少し変わりました。

北行きならではの半自動ドア付211系。クモハ211も北行きのみ。

左の501系は、独特のシーメンスインバーターを採用しています。

なぜか全面窓上が白くなっている、211系。

最後の活躍を続ける、元千代田直通車103系1000番台です。

こちらは低運転台の、原型に近い顔つきの103系です。

かつての交直流電車の標準塗装です。

ちょっと年代差の目立ってしまう組み合わせ。

最近では、211系もLED幕になりました。

昼過ぎにある、客室を仕切って行われる新聞輸送風景。

大繁殖中のE231近郊型、ヘッドライトがおでこに移りました。

テールライトは従来通りの位置です。

こちらも大繁殖中のE231通勤型、常磐線は一気に近代化されます。

レインボーカラーのEF65、客車は廃車になってしまいました。

測定にはレーザーを使う、建築限界測定車スヤ50です。

気づけば旅客用機関車も数が激減しました。

交直両用通勤型E501、あまり生産されず少数派になっています。

103系高運転台型、東日本では103系のに数が急激に減っています。

常磐線で活躍するE231系、ラッシュ時には15両編成にもなります。

退役が近づく115系ですが、元気に快速列車に活躍しています。

幕回しで出していただいた、横須賀直通幕です。

こちらも幕回しで出していただいた、臨時幕です。

国鉄型近郊列車の象徴、セミクロスシートも廃れる運命にあるようです。

デスク型の運転台がはやる昨今では珍しくなった運転台。

幕回しで出していただいた、試運転幕です。

地上ホームで一息入れる、115系です。

 

 

 ホームライナーに活躍する、横軽対応の489系です。

解放てこなど特徴ある装備の残る、489系の東京側の顔です。

 

 

 いまでも残る、横軽対応の「丸」

大勢の帰宅客を乗せて・・・。ヘッドマークは外から貼り付けたものです。

注) 115系の幕回しは、運転手の方々のご厚意によって行われたものです。改めてお礼申し上げます。

2003.3.31/2003.4.11撮影