アンパンマントロッコがやってきた

 東日本大震災のチャリティーイベントとして、JR四国と貨物、東日本が共同で四国の所有するアンパンマントロッコが被災地を中心に回るという前代未聞(?)の企画が行われました。巡回は最後に銚子駅に来るというこれまたイレギュラーというか不思議なルート、それはともかく久々に銚子駅に行ってきました。

 

 

銚子駅、駅前はきれいに整備されているが駅舎は伝統のもの

案内板には異様な「ご案内」が珍客の到着を予告しています

会場は大人気、まあほとんど車で来た人だったようですが・・・

整理券と内覧ツアーのワッペンをもらいました。

そうこうしていると珍客入場、先頭は宇都宮所属のDE10です

次位は主役アンパンマントロッコ、手を振ってジャングルクルーズ状態

最後尾は随伴のキハ185、サービス電源の提供等を担当の様子です

房総ビューと、冗談のようなまさかの対面です

車内からアンパンマン登場、誘導員に連れられて駅舎のほうへ

ついでバイキンマン登場、着替える場所が無いのね・・・

保安装置や取扱手順の問題からか、すべて機関車牽引でした。

まさか千葉でキハ185を見る日が来るとは・・・

ヘッドマークの裏は・・・なにかの使いまわしのようです

専用ヘッドマークです。2006年からやっているとのことです。

DE10のキャブ周り、追加装備やらでハーネスだらけに・・・

キハ185の運転台、完全に客車として使われているようです。

このキハ185は専従運用のため、各部がアンパンマントロッコ仕様に

腰掛は特急時代の生地を更新したもの?ヘッドレストは専用です。

専用ヘッドレストには人気キャラクターが

連結面側は、腰掛を数席撤去の上、ベビーカー置き場に。

今は無き富士重工の銘、随所に国鉄臭が残る過渡期の車両らしさ

東京はホームが高いのか、勝田区特製のステップが

 トロッコ車ことキクハ32、車体以外は廃車発生品が多く使われている

各ベンチには席番号を記載したキャラクターの置物が生えています

 こちらはカレーパンマン、この木の首、割と加工が面倒そうな・・・

記念撮影コーナー、結構徹底した世界観を作っています。

キクハ32は半室運転台となっており、かなり窮屈そう・・・

外側への乗務員扉は無く、運転機器もかなりシンプルに。

 半室運転台を内側から見るとこんな感じです。

その上にもアンパンマンワールド・・・

側面と床面に数箇所ガラス張り箇所があります。

ガラス張り箇所を外側から、合わせガラスの空間にもワールドが

瀬戸大橋の強風対策と転落防止をかねてアクリルの保護策があります

幕板部内側にもワールド、その割には天井には一切装飾なしです。

ちなみにこのような三連で使われることは無いようです。

一応キハ32系列ですが、車体長が近いからとかその程度の関係

DE10の機回しが始まりました。

アンパンマンとバイキンマンは営業中

機回しでようやくキクハ32の正面が見えました。

運転台の外側にはエンブレムが

 四国のどっかと言われても違和感が無い風景が銚子に・・・

やがてDE10は千葉側のキハ185に連結しました。

なおも記念撮影の列は途切れません・・・

 展示終了後は銚子でお泊り、銚子駅構内を推進運転で転線中です。

 一番奥の留置線に、万が一にも落書きとかされたら洒落にならん?

片付けも終了し、今日の興行は終了です。

211系、早くも転属の話が出ているとか・・・

銚子電鉄のデハ1002、今度は丸の内支線色に・・・

 伊予鉄道からやってきた2000系、銚子電鉄には巨大すぎる??

犬吠側の顔は貫通型、緑のこの組み合わせは初??

 

 

 2012.06.30 銚子駅