Travel in N. Japan

 1980年代の中盤、国鉄が民営化される直前の冬だったと思います。

このころの東北方面は旧型客車が全廃され、普通列車はED75やEF81が牽く50系客車が主役として幅を利かせていました。

そのころは全然気にもせず、写真も撮らなかったのですが、今となってはそれも過去帳に入り、惜しいことをしたなあと思う今日この頃です。

特急「いなほ」に活躍する485系

小型ながらボギー構造を持つ、由利高原鉄道の気動車。

当時の普通列車は客車列車が主流、色あせたEF81ががんばります。

赤い客車に紛れた旧型客車、既に定期運用は無かったようです。

 

国鉄からリースのキハ22、秋田内陸縦貫鉄道全通までの暫定措置。

 

弘南鉄道の元東急車、貫通扉は隙間風対策か、ふさがれています。

こちらも元東急車、脇のワムはまだ貨物扱いがあった証。

田沢湖線の特急「たざわ」、国鉄では珍しい短編成頻発運行でした。

夜行「あけぼの」に活躍するED75、まだ些かの輝きがありました。

同和鉱業で活躍していた日車スタイルの気動車です。

広い構内には寂しく貨車がおかれています。

五能線の普通に活躍していたキハ58

津軽鉄道の自社発注気動車キハ2400、中寄せのドア位置です。

朝夕に活躍した客車列車、旧西武車のお椀ベンチレータも健在です。

ストーブ列車の車内、ニスの懐かしい香りが漂ってきそうです。