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有楽町線は1974年の銀座一丁目〜池袋間で開業したのを端緒に、1988年までに和光市〜新木場間が完成した路線です。正確には小竹向原〜新木場間が8号線、和光市〜小竹向原間が13号線ですが現状では直通運転されています。また、小竹向原〜池袋間は13号線も建設済みで有楽町線新線として運用、この区間は複々線となっています。建設中の13号線池袋〜渋谷間が完成次第に東急も乗入予定、13号線と組み合わせて東急・東武・西武の三社が乗り入れる路線になる予定です。 7000系は1974年から1989年までに断続的に製造された、有楽町線向けの車輌です。現在では十連三四本の大所帯となり、千代田線の顔となっています。構造的には整備の関係で千代田線6000系と共通部分が多い設計となっており、当初はチョッパ制御でしたが更新時に順次インバーター制御に改造されています。 07系は1992年十連二本と1994年十連四本が製造されたインバーター制御の車輌です。同時期に十連一本だけ千代田線に作られた06系とも共通構造が多い設計です。もともと増発用と有楽町新線開業のために用意されましたが、10000系の投入に伴い四本が東西線に転属、有楽町線ではわずか20両の最少数派になることになりそうです。 10000系は13号線開業を視野に入れた車輌です。インバーター制御&ダブルスキンの典型的な日立製車輌で、丸の内線や銀座線のイメージを踏襲したいとかで警笛にトロンボーン笛を採用しています。2007年までに十連二十本の200両が生産予定です。 ちなみに有楽町線は冷戦只中の開業だったこともあって、同時期開業の千代田線とともに都市伝説の多い路線です。また市ヶ谷で南北線、桜田門で千代田線との連絡線を持っており、他路線からの臨時直通列車なども企画されています。ほかに豊洲からは野田市につながる計画線がありますが、現在のところ本格着工には至っていません。 |
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