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関東ではなかなかコアな魅力の車輌として受けていた、相鉄のED10型とモニ2000型が廃車となることになり、さよならイベントが行われました。仕事の都合で私は朝の送り込み回送しか見れなかったのですが、ED10については吊り掛け音も高らかに、最後の力走が見られました。モニについては残念ながら良い撮影ポイントが確保できませんでしたが、屋根上が見られたのでまあいいかな・・・ 今回の主役については以下の通りです。 相鉄のED10について。1952年から65年にかけて東洋電機で四両が製作された電気機関車です。もともと相鉄では厚木基地への燃料輸送や相模川からの河砂利輸送などの貨物需要があった為に製作されたものですが、近年は貨物輸送が無くなり入換用に使われる程度だったようです。出力が相当低いらしく(ゴメンなさい、具体的な出力のデータが見つからなくて・・・)常に二両一組でないと仕事できないそうです。四両全ての細部が違うという、なかなかファンにはたまらない魅力のある車輌でもあります。 モニ2000は旧国鉄からの払い下げ車輌(いわゆる戦災国電のようです)を改造した架線検測車で、同期の払い下げ車輌はかつて伊豆箱根鉄道の大雄山線などでも活躍していましたが、現在ではこの原形を保っているのが奇跡的な事も含めて払い下げ国電の生き証人的な、大変貴重な存在になっています。もともとは当然ながら旅客用でしたが、1976年に荷物車へ改造され、更に1978年には荷物輸送が廃止された為に現在は月一回の架線検測と、かしわ台工場内の入替車及び救援車として使われています。 2006.02.26 相鉄かしわ台駅にて |
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