埼玉高速鉄道 基地公開の様子

 南北線の埼玉側に伸びる埼玉高速鉄道、建設費がかなり高騰し金持ちしか乗れない地下鉄というかなりありがたくない汚名が付いてしまっているようですが、近代地下鉄らしくホームドア完備、自動運転化された日本でも最新鋭の設備を誇る路線となっています。

ほとんど鉄道ファンがいないという、なんだか珍しい基地公開。

構内を一往復するモーターカーと架線作業車、満員です。

最近流行の背高キャブ、作業灯火が少ないのが特徴。

すばらしくワイルドな乗り心地・・・を楽しめる、板バネサスペンション。

運転台はレールと水平方向、LCDのせいかかなりさっぱりした構成。

背高キャブからの眺め。

パネルには前後進のクラッチ等、アクセルはコマツのフットペダルです。

モーターカーの反対側、こちらには簡易自連もついていません。

軌道巡回車、なんだか知らないが独特のデザインが面白いです。

後ろ側、なんだかあちこちに溶接跡が・・・機械科卒はすごいなあ・・・

お馴染みの車輌移動機アント。名前はメーカーのアント工業に由来。

簡易連結器、これでも電車六両引っ張れます。

独特のプロポーション、最高速度5kmです。

意外とごちゃごちゃした操作パネル。

標識灯、緑はエンジン、黄色は前後進、赤はブレーキと連動の様子。

空転対策か、速度計測用の車輪を走行用とは別に持っています。

アントのリモコン、ちょっと昔の無線機みたいなデザインです。

これで前後進、加減速、灯火扱いなどを行えます。

車輪削正装置、実際は走行状態のままの電車を加工できます。

車輪を削る部分、金色の部分が刃になっています。

検修庫内、真ん中のNゲージコーナーが大盛況。

Nゲージの脇には本物、でもあまり人気が無かった様子です。

台車車軸間の様子、中央の連結棒周辺の構造がよくわかります。

洗車機体験に使われた、埼玉高速2000系。

検修庫の架線電源を個別に制御するための機構。

実際に操作するのは意外とシンプルな部分の様子。

上の装置の接点部分、こちらは切放状態。

こちらは活線状態。

独特の風情がある検修線、上から下まで極力アクセスできる構造。

検修庫の架線と外部の架線の接続部、扉を閉めるための構造。

どうも入線したときに既にヘッドマークを作っていたらしい。

そして開業時には別立てでヘッドマークを作ったらしい。

ほぼ唯一の観光資源、埼玉スタジアム。旅客誘致に力を入れています。

<おまけ>三角点も特注品。

 東京メトロ南北線と赤羽岩淵で接続する埼玉高速鉄道、バブル期の企画だけあってほぼ全区間が地下(浦和美園駅周辺のみ地上)という豪奢な作りですが、それが祟ったのか大赤字で第三セクターでなかったら危なかったような会社です。駅も近代的ながら、節電の為に昼間はエスカレーターを止めたりと工夫しています。数年前に長野のしなの鉄道から新社長を迎え入れ、CS向上に取り組むなどしています。沿線には埼玉スタジアムがあり、観光資源として旅客誘致に力を入れています。蛇足ながら、バブル期の建設だけあって運賃がすさまじい・・・。