秩父鉄道奥入瀬基地公開の模様

 北関東中小鉄道の雄的存在の秩父鉄道です。日本では残り少ない貨物輸送が残る鉄道で、石灰石輸送のために多数の電気機関車や専用ホッパーカーを所有するなどかなり趣味的にも独特です。また旅客用にも観光用に蒸気機関車C58を有するほか、旧国鉄の101系や旧都営6000系、自社改造した旧西武101系を使用しています。

 デキ101(車籍無し)、デキ201、デキ501の順です。

日本版オアカーのヲキ100型、秩父鉄道内専用車両です。

こちらも石灰石輸送用、右端はバラスト輸送用の旧東武ホキ1です。

構内には廃車体がゴロゴロ、手前はテキ100袋詰めセメント車です。

 スム4000、袋詰めセメント輸送に活躍した形式の一つです。

ワキ800(?)、こちらも袋詰めセメント輸送の残り香です。

トキ501、現在は工事用として少数が残されています。

入替用のB型機、この手の機関車も珍しくなりました。

パレオエクスプレス用として残るデキ201、特殊な台車が特徴。

類例を見ない特殊なL型軸梁式という台車、かなりユニークです。

新旧パレオエクスプレス補機、デキ101は車籍が抜けています。

デキ501、秩父鉄道の機関車としては新しい方です。

デキ302、デキ200の特殊な構造を普通にした、普通の機関車です。

整備中のデキ301、今後も活躍が期待されます。

デキ103、すでに50歳を越えますがまだまだ現役のようです。

デキ107、松尾鉱業鉄道からの転入組で庇があるのが特徴。

デキ505、1980年製の秩父鉄道では新しい部類の機関車。

パレオエクスプレス用に購入した、元JR12系客車。

貫通幌の設備は撤去されており、些か物足りない印象を受けます。

パレオエクスプレス用のC58、整備はJRで行われています。

中小としてはかなり贅沢な、新しめのマルタイを自社保有しています。

いまや希少な101系、部品調達が容易らしくまだまだ活躍か・・・

西武101系を改造した、急行用の6000系です。

旧都営6000系の5000系、貴重な古い都営顔の生き残りです。

工場は中小としてはかなり大きめ、ややくたびれた印象もありますが。

整備中の5000系、セミステンレスカーは整備が意外と大変?

5000系は古い都営車らしくシュリーレン台車を装備です。

工場別棟、とにかく中小鉄道としてはかなり大きな工場。

工場中央にあるトラバーサー、こちらも中小鉄道としては珍しい。

廃棄なのか、錆だらけになってしまった車輪。

 こちらもやや放置気味の車輪群。

台車枠もゴロゴロ。

手前は部品取りの12系、構内の留置車両がとにかく多いです。

冷房化されたスム4000、何に使ってるんだ??

保線用モーターカー。

<おまけ>上野で休む団臨の183系。

2007.05.19撮影