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鹿島鉄道は1923年に鹿島神宮鉄道として開業した鹿島参宮鉄道(1921年設立)が前身で、1929年に石岡〜鉾田間27.2キロが全通しました。その後周辺の交通会社と合併を繰り返し一時期には関東鉄道線となりましたが、1979年に分離し現在に至っています。ワンマン化、無人駅化など合理化を進めてきましたが経営環境が厳しく、また親会社の関東鉄道自体もつくばエクスプレス開業以降苦境に立たされるようになったことから、廃止の可能性が出てきています。以下は車輌概況です。 キハ601と602はいずれも元国鉄キハ42000型(後のキハ07)で、601が1932年川崎車輌製、602は1933年鉄道省大宮工場製です。1965年と1966年に相次いで入線、以後ロングシート化の後1972年に正面デザインを変更しています。 キハ714は1953年に東急車輌で製造され夕張鉄道で活躍、1976年に鹿島鉄道に入線しました。1980年には屋根を除く車体外板の張り替えという大規模更新工事を受けるなどしています。現在では唯一のワンマン非対応車となっています。 キハ431と432は加能悦鉄道向けに1957年、東急車輌で製造されました。1973年に鹿島鉄道の親会社である関東鉄道に入線、一月ほどで鹿島鉄道へ異動しました。1986年にワンマン改造を受けています。 KR−500形は現在4両が在籍する自社発注の主力車輌です。501と502が1989年に新潟鉄工にて製造、1991年に503、1992年に504が入線し現在の4両体制が完成しました。 DD901は1955年に日本車輌で製作された900馬力の出力をもつ大型機関車です。もともと試作要素が強く、1957年から1年弱には国鉄でも試用されています。1958年に現関東鉄道へ入線の後1974年に現鹿島鉄道に異動、1988年に廃車になるまで百里基地のジェット燃料輸送に活躍しました。廃車後は現在地に留置され朽ちるに任せる状況でしたが、その後一度修復作業が行われました。 スム1000は5両が作られた国鉄直通用の貨車で、スム1001だけは1984年まで在籍していました。 がんばる鹿島鉄道のウェブサイトはこちら>>http://www.katetsu.co.jp/index.htm |
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