|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
車両は急曲線が多い線形を反映して、現在ではすべて二両連接構造となっています。冷房化などの車両体質改善を積極的に推進し、現在でも 観光客を中心に需要を確保しています。公式ウェブサイトはこちらからドウゾ>>http://www.enoden.co.jp/ 以下は車両概要です。 最新の500形は2006年に一編成が納入された、最新鋭車両です。江ノ電としては初のVVVFインバータ制御を採用したほか、一部を除いてステンレス車体を採用、さらに10形以降の拡幅車体を採用しています。 300形は1950年代以降に旧型車を順次改造した車両です。以降、近代化工事を何度か行いましたが、老朽化のため順次退役が進んでいます。現在では二編成が残存、運用自体は普通に組まれているのでおおむね毎日動いているようです。 1000形は1979年以降に六編成を揃えた車両です。1931年以来の新造車両として、江ノ電のイメージと接客サービス向上に大きく寄与しました。現在では濃淡の強い、あたらしいコーポレートカラーに塗り替えが進められています。また今のところ日本最後の新造吊り掛け車です。 2000形は1990年以降、三編成が入線しました。大型一枚ガラスの前面に一部クロスシートなど、観光路線としての色彩に沿った車体デザインになりました。前面の字幕柄が季節毎に用意されているのがポイント。 10形は1997年、当時のレトロブームに乗ってデザインされた古典調車両です。エクステリアはオリエント急行、インテリアは木目調をモチーフとし、屋根もダブルルーフ風にするなど結構凝って作られた車両です。だからかは知りませんが一編成しか作られませんでした。 20形は2002年と2003年に一編成づつ作られた、レトロ調車両です。10型に比べると内容的には少し大人し目、内装は木目調をやめて普通になりました。この車両によって先代の500形が退役、江ノ電は晴れて冷房化率100%を達成しています。 蛇足ながら、江ノ電バスのほうでも1994年納入分まで三菱長尺シャーシに富士重工ボディの珍路線車を保有するなどちょっと変わった車両を愛用する会社です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||