Sunset Limited


ニューオリンズからロスアンゼルスまではサンセットリミテッドを利用しました。この列車は週三往復のみの運行です。
途中、客車の電源コードが焼き切れたとかで客車のクーラーやトイレの調子がおかしくなったり大変でした。しかも、これまで
三時間程度のおくれで済んでいたのが、初の五時間遅れ。途中で乗り継ぎ客は別のバスに乗り換えたり、忙しい列車でした。
しかし、途中のテキサス州内では国立公園のボランティア解説員がラウンジカーに資料を持ち込んでミニエキビジョンをしたり、
車掌氏が疲れがならも車窓案内を入れたり(たまに場所や人の名前を忘れている;And so onでごまかそうとする)と、
なかなかアキさせない工夫はしていました。車窓はルイジアナの熱帯から、ロッキーの南端エルパソなどをかすめてテキサスの地平線、
カリフォルニアにはいると独特の山並みと強い日差しなど変化に富んでいます。



ニューオリンズを出て、ヒューストン、サンアントニオ等を経て列車はロサンゼルスを目指します。
ルイジアナ州内にて。夕方にはこのような夕立におそわれます。このように移動する雨なども見ることができます。雷も激しく、日本のように穏やかではありません。

 線路沿いにあった空軍基地?とにかくまあ飛行機がやりたい放題、アクロバットな飛行も行っていました。こんだけ広いと騒音問題なんて皆無なんでしょうねえ・・・

ロッキーの反対側。この周辺には国立公園もあり、ラウンジカーでボランティアのレンジャーが多くの写真や現物を持ち込んで説明したり見せて回ったりしていました。ちなみに私の時のレンジャーは、普段は学校の先生をしているひとでした。

 ひたすらつづく、乾燥した砂漠地帯の風景。ラウンジカーでも穏やかな時間が流れています。

高〜〜〜〜い空。以上。
ロッキー山脈の南端付近。どこを見回しても自然がいっぱい、カリフォルニアゼファーとはちがって比較的開けており、雄大な景色です。
エルパソ近郊にて。中央に写っている金網の向こうはもうメキシコです。列車はしばらく、国境線に沿うように走ります。
列車は快調にとばしています。・・・・・・
列車は乾燥したテキサスの砂漠地帯を走ります。このへんで電源コードが焼き切れて列車が一旦止まり、空調一式が動かなくなりました。夕方だったのでそれほど暑くはなりませんでしたが・・・。車掌氏は最初、空調が動かない理由が分からず、「I have no idea」を連発していました。
エルパソ付近にて。
テキサスの風景。雲の影がここまで大きく綺麗に見えるのも地平線のある場所ならでは。
遠くに見えるロッキーの南端以外、高いものはありません。

 まるで絵に描いたようなアメリカの片田舎の風景。それでも道路網はしっかりしているようで、何度となくハイウェイと併走、ハイウェイはある程度交通量もありました。


<Next Page>


No pics, documents, or other portions of this contentsmay be reproduced in any form without permission from t-hatake.